キャバ嬢スナイパー

2009年07月22日

こんなカン違いをしてませんか?(1)



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もし、あなたが会社勤めでしたら、
会社の価値観をキャバクラに持ち込んでも無意味です。


以前、この記事にも書きましたが、
職業によって、微妙にルールが異なります。

そして、多くの人の思考パターンは、
自分が就いている職業的ルールやシキタリがベースになっています。

つまり、人間のモノの受け止め方、考え方は
就いている職業ごとに
微妙に異なるものなのです。

朝晩、満員電車に揺られて
月に一度の振込みが収入源のサラリーマンと、

送迎車付きで、日給を貰っているキャバ嬢とでは、
お金、仕事、組織、社会に対する価値観は
かなり違うと思ったほうが良いでしょう。

こと仕事に関する考え方は、
「別世界の住人」と考えて接するぐらいが丁度良いのかもしれません。

キャバクラでよくありがちな例を
例にとって説明してみましょう。

「100年に1度の不況」と称される昨今のことですから、
多くの企業は「コスト削減」に躍起になっていることと思います。

だから、取引先に支払う額を安く押さえることに成功したサラリーマンは、上司に褒められるでし

ょう。

「コストカッター」として、評価が高まるかもしれません。

「あいつは交渉上手だ」と言われて
部署の中では鼻高々かもしれません。

でも、これはあくまで会社の中での価値観です。

キャバクラでは通用しません。

支払いの段階で、ボーイに
「もっと安くなんないの?」
などと言うお客は、
キャバ嬢には、
「ケチな客」
「小さい奴」
にしか映りません。

「あのオヤジ、金がないならキャバクラ来るなよ」などと、
キッチンや待機席で毒づくキャストもいますので、
支払い時における振るまいは要注意です。

チェックの意思を伝えると、
ボーイが伝票を持って席にやってきます。
伝票の額を見ながら財布を取り出し、
紙幣やカードを取り出し、支払うまでの一連の動作。

この数十秒の間に
「あなたの男」
が集約されるといっても過言ではありません。

もとより、「ラクそうだから・日払いだから」という動機でキャバ嬢になった子が多いのですから

、彼女たちも、隣に座るお客の「金払いっぷり」にはとても敏感です。

見てないふりして、かなり観察されていると思って間違いないでしょう。
(ときにはフザけてお客さんの財布を露骨に覗き込むキャストもいますが、表面はフザけていても目は真剣です)

先日も、部下を連れてきた上司が、支払いの段階で、
「まあ、見ておけ。オレが“交渉の腕”を見せてやるよ」
と得意げに部下に言い放ち、
ボーイに「おい、もっと安くしろ!」と居丈高に命令しているシーンを目撃しましたが、これなどカン違いの典型です。

まず、「なんでも交渉すべきである」「交渉すれば安くなる」と思っていること自体、昼間、民間企業で働く勤め人の発想です。

本人は「交渉するビジネスマン」のつもりでしょうが、
キャバ嬢からみれば、単なる「ケチ客」です。

さらに。

本人たちは「交渉」しているつもりかもしれませんが、
「おい、安くしろ!」は、交渉ではありません。
「命令」です。

キャバ嬢に限らず、偉そうな態度をとる人間は、どの社会でも嫌われます。

もっと言ってしまえば、
この部長(課長?)は、交渉のイロハを知らないのではないかと思います。

つまり、伝票を座席に持っていくボーイの多くはアルバイトです。
いくらアルバイトに「安くしろ!」と命じたところで、
バイト君には決裁権がありません。

客のいいなりになって、
勝手に値引きなど出来るはずがないのです。

「交渉は決裁権のある人間をテーブルに座らせろ」

これ、交渉の初歩の初歩です。

というより、そもそも、キャバクラで、
「交渉して値切った社員は優秀だ」などという会社の発想を持ちだすこと自体、もう終わっている

というか、痛いですよね(笑)。

仕事であれば、生活もかかっているでしょうから、コスト削減は必須の課題だと思います。

しかし、キャバクラに飲みにきたアナタ、これ、仕事じゃなくて遊びじゃありませんか?

もし「接待」という「仕事」の一環でキャバクラに飲みにきたのであれば、領収書を切るから値切

りませんよね。

こういうサラリーマンの悲しいセコさを、ボクらキャバ勤めの人間は呆れるほど目の当たりにして

いるわけです。

となると、あとの対策はカンタンですね。

払い汚くならなければいいのです。

キャバ嬢にしろ、ボクら黒服やボーイにしろ、
男の大きさや品格は、支払い時に出るものだと思っています。

いくら楽しい話題で席を盛り上げても、
支払い際でケチな素振りを見せれば、これまでのプラス評価も一気にマイナス評価に転じます。

「終わり悪ければすべて悪し」になってしまうのです。

このことは、よく覚えておいてほしいですね。
女の子の前では、たとえ懐が寂しくても支払いはスマートに。

これ、鉄則です。
少なくとも「ケチでイヤな客」にはなりません。

マイナス評価に陥らないということは、
「次」につながるということです。

「次」につながるということは、
次回、あなたが来店したら好意的に迎えられるということです。

「あのオヤジまた来たんだ。ケチだからイヤなんだよね」
と陰口たたかれるよりは100倍マシです。

かといって、キャバクラでは交渉できないのか?というとそんなことはありません。

交渉は、店の外でするのがスマートです。

つまり、店の近辺には、呼び込みの黒服が立っています。
彼らと路上で交渉するのです。

「1時間7000円のところ、5000円にならない?」
などと、気軽に声をかけてみればいいのです。

呼び込みも、客を引くことに必死ですから、
快く交渉に応じてくれます。

「料金は負けられないんですが、そのぶんビール飲み放題にしますよ」
とか、
「乾きもの、2000円まではサービスしますよ」
などと、料金は値切れなくとも、
追加オプションやサービスをゲットできる可能性もあります。

そして、店の外で交渉が成立すれば、
あとは、黒服が店内にあなたを案内する間に、
インカムを飛ばして、あなたと成立した条件を店内にインフォメーションしてくれます。

帰り際には、この条件に応じた価格設定で計算された請求がくるので、
あなたがすることは、
その伝票が条件通りになっているかをチェックした後に、
サラリと支払ってください。

支払いの段階では、
サラリ、
サクッと
が基本です。

グチグチ、ダラダラ、うじうじ
これ、ご法度です。

夜な夜な現金が流れる、
「キャッシュフローの世界」で生きるボクたちの職業上の思考パターンは、
どんなに立派な高説をぶたれようが、
「客の品格は支払い時に出る」です。

このことは是非、知っておいてください。

少なくとも、キャストやボーイからは嫌われることはなくなります。

「終わりよければすべて良し」で、
人は、去り際の印象がメモリーされるものです。

あなたの去り際の印象が良ければ、
次につながる。

キャバクラでモテるお客さんは、
例外なく、このようなことを積み重ねられています。

払い汚くて、キャバクラで人気なお客さんは
残念ながら皆無です。

もちろん、ボクら黒服や、キャバ嬢たちは、
そのようなお客さんがいても露骨に態度には出しませんが、
心の中ではアカンベーをしています(笑)。

それに加えて、態度がデカいと、もう最悪です。

「態度デカくてケチ」

これこそが、水商売的フレームワークにおいては、
もっとも忌み嫌われるパターンです。

カンタンです。

・支払いはスマートに。
・お金のないときは無理してキャバ遊びをしない。

この2点を守るだけでいいのですからわーい(嬉しい顔)


黒服A「本日もラストまでありがとうございました!」
全員 「ありがうとございました〜!!」
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ラベル:不況 オヤジ 交渉
posted by RYOU at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | これじゃあモテません | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月21日

こんなカン違いをしていませんか?(2)



新宿繁華街.jpg


仕事が出来る?
会社で偉い?

ふ〜ん、それがどうかしたんですか?



あなたが、たとえ仕事がデキたとしても、
いくら会社やそのギョーカイの中でそこそこの地位でも、
キャバという空間では、そのようなことは、
あまり関係ありません。

“女の子が隣に座った状態で、酒をどう飲むか”

基本的には、キャバクラに勤める
ボクら、彼女らは、そこしか見ていません。

もちろん、彼女たちだって「客確保」の下心があるので
表面的には褒めますし、
いい気分になってもらおうと盛り上げてくれます。

よくITバブル時代にありがちだったパターンですが、

「オレ、昨日どこどこの株でウン百万儲けちゃってさ〜」

と自分のパフォーマンスを自慢するお客さん。

次いで、「キミも株やんなよ、今なら買いだよ、買い!」

と勧めるパターン。

このタイプの「仕事自慢」「お金自慢」のお客さんが以前は多かったのですが、これらの自慢は、即、モテにはつながりません。

特に、「お金自慢」は要注意。
「コイツ、いいカモだ」と思われるのがオチです。

キャバ嬢たちの「好き・嫌い」の最初の基準は、
あなたの飲みっぷりと、話し方や清潔さなどから醸しでる好感度からなのです。

もっと言ってしまえば、
第一印象が、マトモかマトモじゃないか。

常連になり、女の子に顔を覚えられてから、
少しずつ仕事や経済力の話が知れ渡ってゆくパターンならいざしらず、
初対面のキャストに、いきなり「お金」や「自分は仕事でエラい」話は持ち出さないほうが無難です。

「あ、この人、自慢しにきたのね」

でオシマイです。

第一印象で「自慢野郎」のレッテルを貼られてしまうと、なかなかそのイメージを払しょくするのは困難です。

要するに、

必要以上にカッコつける必要はないですよ。
必要以上のカッコつけは、むしろ逆効果ですよ。

ということです。

あなたがどんなに有能なビジネスマンだとしても、
ボクら黒服も、キャバ嬢たちも、
昼間のあなたの働きっぷりを見たわけではありません。

あなたの飲み方や人当たりを見て、
「ああ、このお客さんいい人だな」
「きっと、昼間も優秀なビジネスマンなんだろうな」
などと判断します。

いや、それぐらいこちらで判断させてくださいよ(笑)。

こちらに判断の余地を与えずに、
「オレは優秀だ」「オレは金持ちだ」と言われると、
正直、引いてしまいます。

ちょっと失礼になってしまいますが、
あなたの夜の価値は、夜の商売の価値観で「値踏み」させてくださいな、
ということです。

このことを理解しているお客様と、
理解していないお客様とでは、
モテ度が著しく変わってくることは言うまでもありません。

人は誰しも自分のことを大きく見せたいという願望を持っていますが、ここをグッとこらえ、表に出さずに飲めるか、飲めないか。

大げさに言えば、
あなたの男が問われる場でもあるのです、キャバクラは。

そうじゃなくても、キャバクラにくる客は
自慢オジサンたちが多いのですから。

だから、逆張りの発想です。

自慢オジサンの自慢話ばかりにウンザリしている女の子に、あなたを印象付け、好感度の高めるには?

カンタンですよね。

自慢オジサンにならなければいいのです(笑)。

ま、お客さんに言わせれば、
そこがカンタンなようで難しいようなのですが……。

さて、自慢オジサンについての話は、
もう少し続けようと思います。


つづく


黒服A「本日もラストまでありがとうございました!」
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posted by RYOU at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | これじゃあモテません | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月14日

お金を使っても好かれているとは限らないんです


黒服A 「いらっしゃいませ!」
黒服B 「お客様からクリックいただきました!」
全員  「ありがとうございます!!!」
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キャバクラの黒服をやっていると、
面白いぐらい、

オトコとオンナの生態が見えてきます。



キャバクラは、基本的に時間を売る商売です。


キャスト(女の子)と一緒にいられる
楽しい時間を売っているのです。


この時間を分割してセット売りするのがキャバクラ。


時間の単位が1時間ごとのお店もあれば、
50分ごとに分割しているお店もあります。


時間が経つごとに、
ボーイが、お客様のテーブルにやってきて、


「お時間になりましたが、ご延長なさいますか?」


と尋ねるんですね。



この時間単位ごとに料金が加算されてゆくのです。

1時間5〜6000円が、
ボクが見たところの都内のキャバクラの
標準のような気がします。


もちろん、もっと高いお店もあります。

逆に、下町や千葉などの郊外は、
1時間3000円の格安のお店もあります。


しかし、変わらないのは、
1時間(あるいは30分)という時間を
お客さんにサービスすること(=売ること)が
キャバクラという店の基本的なコンセプトです。


キャストが自分の隣に密着して、
お酒を作ってくれて、
「疑似恋愛気分」の楽しい時間をもう少し味わいたいお客様は、
延長しますし、

そうでないお客様は、
チェック(会計)します。


しかし、キャバクラにハマったお客さんって、
延長する人が多いですね。


常連さんになると、
1時間のセット料金で帰るということは
ほとんどありません。


2時間から3時間の人もいれば、
閉店間際まで粘るお客さんもいらっしゃいます。


そして、粘れば粘るほど、
料金も加算されてゆき、
チェックのときの請求額は、5万、6万になることも珍しくありません。


なかには、1人で一晩10万円以上使うお客さんもいます。



ブローカー.jpg


面白いことに、そういうお客様ほど、
また次の日にやってきたり、
3日と空けずに
店にやってくる人が多い。



気がつくと、どんどん女の子(=お店)に
お金を吸収されている。


お客さんの心理としては、


「これだけカネを遣ってるんだ。
 キャストも店も俺のことを上客と思っているだろう」


でしょうね。


しかし、しかし、
必ずしも、そうではないんだな(笑)。


遣ったお金に比例して、
自分はモテていると思いたいのはヤマヤマでしょう。

だって、ある種「モテ代」に大枚をはたいているんですから。


でも。


そうとは限らないんだな(笑)。


そういうお客さんよりも、
ぜんぜんお金を使ってないお客さんのほうが、
モテていたりする。


逆に店に多くのお金を落としてくれているにも関わらず、

キャストからも
ボーイからも

「ありがたいけど、来てほしくない客」

といわれている人も多い。

こういう客は、テンカラ(=店空/店が空の状態)で
暇なときだけ来てくれりゃいいんだ


なんて、陰で言われているお客もいます。


お金を使ってないのにモテる客、
ジャブジャブお金を使っているのに嫌われる客。


この差はなんなのでしょう?


この違いは、
一口に「コレだ!」といえるものでもないので、
折にふれて、少しずつ書いていきたいと思います。


黒服A「本日もラストまでありがとうございました!」
全員 「ありがとうございました〜!!」
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posted by RYOU at 16:26| Comment(0) | これじゃあモテません | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする